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利用例 ​

Formulon を具体的な処理の流れに組み込む例です。シナリオごとに使う実行入口や製品が異なります。デプロイ先に近いものを選び、設定詳細は対応する 実行環境 ページを参照してください。

実ワークブックで早めに試す

1 つの数式が動くことを確認したら、代表的なワークブックを早めに通してみてください。スプレッドシートエンジンが実際に使えるかどうかは、孤立した数式ではなく、ワークブック全体の構造で決まります。

ワークブックの入口共通エンジンブラウザでアップロードWASM、ファイルは端末内アップロード API / 社内サービスNative Node か WASM定期ジョブ / ノートブックPythonプルリクエストCI で CLI スナップショットAI エージェントformulon-mcp のツールWeb アプリの表計算 UIformulon-cell(ベータ)1 つの C++17 コアload → mutate → recalc → saveワークブックの入口共通エンジンブラウザでアップロードWASM、ファイルは端末内アップロード API / 社内サービスNative Node か WASM定期ジョブ / ノートブックPythonプルリクエストCI で CLI スナップショットAI エージェントformulon-mcp のツールWeb アプリの表計算 UIformulon-cell(ベータ)1 つの C++17 コアload → mutate → recalc → save
シナリオごとに違うのはバイト列の出所と行き先で、計算するのは同じコアです。
利用例実行入口目的
ブラウザでワークブックを開くWASM.xlsx をサーバーに送らずブラウザ内で再計算
Node サービスで再計算Native Node / WASMアップロードまたは社内生成したワークブックを API の裏側で再計算
Python で一括再計算Pythonジョブやノートブックで帳票やモデルを再計算
CI でワークブックの回帰を検出CLI自動チェックで数式や計算値のずれを検出
AI エージェントからワークブックを編集MCPformulon-mcp 経由でエージェントが .xlsx または .xlsb を開いて編集・再計算・保存
Web アプリの表計算 UIformulon-cell(WASM)自分のページの中でワークブックを表示・編集。ベータ版なので、エンドユーザー向けに出す前に評価が必要

シナリオ共通の構造 ​

どのシナリオも ワークブックの流れ で説明している load → mutate → recalc → save を踏みます。異なるのは次の点です。

  • バイト列の出所(File、ファイルシステム、入出力ストリーム、MCP ツール入力)
  • バイト列の行き先(save() の戻り値、ファイル書き込み、返却 bytes フィールド)
  • メモリと入出力の所有者
  • エラーがホスト境界をどう渡るか

互換性ゲート ​

どのシナリオでも、導入前にワークブック内の数式を確認し、外部サービスに依存する関数をどう扱うか決めてください。Formulon は認識対象 526 件のうち 511 件を実装しています(環境依存の CELL・INFO を含む)。残る 15 件は COPILOT、PY、IMAGE、WEBSERVICE、STOCKHISTORY、RTD、CUBE 接続関数など、外部サービスに依存するため利用不可を示す固定の Excel エラーを返します。これらを含むワークブックは、拒否する、互換性警告を表示する、Excel 連携の別経路に回す、といったプロダクト上の判断が必要です。

実行入口ごとの設定は 実行環境、エンジン側のフローは ワークブックの流れ を参照してください。