実行入口を選ぶ
Formulon は同じ C++ コアを、ホストごとのパッケージとして提供しています。このドキュメントでは、ホストから見える API と配布形式の組を「実行入口」と呼びます。
同じエンジン、異なるホスト契約
実行入口によって、パッケージ構成、メモリの扱い、配置方法、ホスト側エラーの報告方法が決まります。数式の結果は共通のコアが計算します。完全な一致が必要な場合は、出荷する各実行入口で、同じエンジンのバージョン、プロファイル、ワークブックを使って確認してください。
| 実行入口 | 向いている用途 | パッケージ |
|---|---|---|
| WebAssembly | ブラウザ、ワーカー、Node サービス | @libraz/formulon |
| Native Node | .node アドオンをビルドして配置できる Node サービス | @libraz/formulon-native(ソースからビルド、npm 未公開) |
| Python | ノートブック、バッチ、データ処理 | formulon |
| CLI | シェル、CI、ワークブック検査 | GitHub Releases |
| MCP | ワークブックを開いて編集・保存する AI エージェント | @libraz/formulon-mcp |
| C ABI | 独自ホストや追加バインディング | ソースからビルド |
まずは最も高レベルな実行入口を選び、既存のパッケージにないバインディングが必要な場合だけ C ABI を使います。
選び方
Node サービスで Native Node を選ぶのは .node アドオンをビルドまたは配置できる場合だけで、それ以外は WASM で対応します。
| 要件 | 推奨する実行入口 |
|---|---|
| ブラウザアップロード / ローカルプレビュー / ワーカー再計算 | WASM |
| Native Node のインストールを前提にしない Node サービス | WASM |
| 大きなワークブックを扱い、ネイティブ配置が可能な Node サービス | Native Node |
| バッチジョブ / ノートブック | Python |
| CI のワークブックスナップショット | CLI |
| AI エージェントによるワークブック編集 | MCP |
| 新しい言語バインディング | C ABI |